遅ればせながら
満開だった頃の見本林の桜をUP



「見本林」の正式名称は「外国樹種見本林」という
1898年(明治31年)に
北海道の気候風土に対する外国の樹種の適応能力を調べるために
植栽されたのがはじまり
だから
114年の歴史がある

位置的には旭川駅の裏手に
新しく「氷点橋」「氷点通り」が整備され
突き当たりが見本林で
駅からだと車で5分程度という近さ

この見本林は
作家・三浦綾子の代表作『氷点』の舞台
この桜は見本林に沿っている美瑛川の堤防の
両側に咲き誇っている


物語の冒頭
幼いルリ子が見本林で殺される
ルリ子を殺した犯人の子を引き取って
浮気をした妻に育てさせるという
衝撃のストーリー
時は東京オリンピックでテレビが普及し始めた頃
放映されたドラマは小説と共に大ヒット
一大ブームを巻き起こした
ラストには
『氷点』のヒロイン陽子が美瑛川のほとりで自殺をはかる
そんな物語の舞台だから
三浦ファンにとっては聖地のような場所なのだ

ボクが高校生の頃は
今よりずっと鬱蒼としていて
昼なお暗くカラスが多くて
気味の悪い場所というイメージだった
実際、自殺の名所でもある

今は数年前の台風で千本以上の木が倒れ
すっかり様相が変わってしまった

平成10年、この場所に三浦綾子記念文学館がオープンした

年間3回の企画展のほか
60回以上にもおよぶコンサートや朗読会など
多彩な催し物を積極的に行っており
人気を集めている

先日は
約1年掛けて準備してきた
「被災地に三浦綾子の本を送る活動」の結果
全国から1万3千冊を超える本が集まり
仙台、石巻などでの配布活動を無事終えた
一般的に文学館のイメージは地味なものだが
この三浦綾子記念文学館はかなり違う
北海道はこれからが観光シーズン
今年も多くの人が訪れることだろう

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